薪ストーブの炉台

薪ストーブの炉台を作ってみる

小屋のリフォームに伴い薪ストーブの炉台が必要になった。

既製品は良いお値段なので、作ってみることにしました。

薪ストーブを設置する床下は、かなり補強を入れたので相当重くなっても大丈夫。
でも軽いに越したことはないので、炉台は軽い物にしたい。

もしかしたら薪ストーブの設置場所を変える可能性もあるので、炉台は動かせる程度の重さにしたい。

そんな事から、レンガや耐熱セメントで作ったガチガチの炉台では無く、移動可能な物にしたいと思います。

ケイカル板の用意

とは言え、小屋が燃えてしまっては元も子もありません。
そこで不燃・耐熱に優れるケイカル板を炉台のベースにします。

ケイカル板

厚さ12mmの物を用意しました。

厚さ12mmのケイカル板

外形は910×1820mmのサイズなので、真ん中で切れば910mmの正方形になる計算。
これを半分に切って重ねて使う事で24mmの厚さになります。

ケイカル板

ちょうど半分の所で線を引っ張ります。

ケイカル板

カッターナイフで切っていきます。

ケイカル板

さすが12mmもあるので、30分経過してもなかなか切れません。

ケイカル板

1時間以上切り続けてやっとここまで。

ケイカル板

休憩しながらとは言え、やっと切れた頃には2時間近くかかりました。

ケイカル板

カッターナイフの刃は適時折って交換しましたが、約1枚半くらい使いました。
カッターナイフではそもそもケイカル板を切るのには向いてないと思います。

ケイカル板

切ったケイカル板を重ねてみるとこんな感じ。
割と分厚い。
これで床はOKかな。

ケイカル板を木で囲む

ケイカル板を重ねただけではズレたり心許ないので、木で枠を作って囲みます。

ホームセンターで桟木を買ってきました。

薪ストーブの炉台

これでケイカル板を囲ってみます。

桟木

桟木はコンクリートの型枠とかに使う物なので、表面は特に無加工です。

マキタのサンダー

無加工で表面がざらざらなので、サンダーである程度バリをとります。

桟木

ついでに角も落としました。

御影石を敷く

ケイカル板の上にレンガなどを敷いて耐熱セメントで固めるのがセオリーと思いますが、前記の通り炉台の移動を考えて置き石を使う事に。

ケイカル板が910mm×910mmのサイズなので、300mm×300mmの置き石を9枚置けばOK?

御影石

田舎のホームセンターなので、そこまで置き石の種類が無く困りましたが、御影石の置き石が何となく良さげだったのでこれにしました。

薪ストーブの炉台

木枠をネジでとめて、ケイカル板の上に御影石を並べました。

薪ストーブの炉台

若干隙間が出来ましたが、おいおい何かで埋めるとして、とりあえず出来ました。
御影石の耐熱性が600℃前後らしいですが、そもそも薪ストーブの下はそこまで熱くはならないので大丈夫かな。

とりあえず当初の目標の動かせる炉台が出来ました。

薪ストーブの設置

薪ストーブの炉台

最後に薪ストーブを載せてみました。
ヨツールのF100。
小型とは言え90kg。
天板とか外せる物は外したとは言え、一人で動かすのには苦労しました。

費用

約9,500円くらいでした。

内訳は
御影石 約7,000円
ケイカル板 約2,000円
桟木が 約500円

置き石をコンクリブロックとかにすれば、もっと安く出来ると思います。
見た目に拘って御影石にしましたが、後悔はしていません。

使用レポート

約1ヶ月使いましたが、今のところ問題はありません。

御影石を触っても手で触れられる温度なので、こちらも問題なし。

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やーまん
  • 山奥に移住し、自然に囲まれ暮らしています。
    日々の事で感じた事や考え方などを備忘録として残しています。

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