選挙カーへ手を振るとおもしろい 選挙カーの運転経験者がおつたえします

選挙カーを運転する機会が以前ありました。

それまでは選挙カーはうるさいし、投票は面倒くさい感じで、あまり選挙に良い印象はありませんでした。

しかしその時を境に選挙の楽しみ方が分かり、印象が変わりました。

楽しむ方法はとってもシンプルでした。

まずは手を振ってみよう

手を振る
これだけです。

選挙カーが近くを通ったらクルマに向かって手を振ってみましょう。

クルマの中でアナウンスしているウグイス嬢が気づけば、感謝のメッセージを伝えてくれるでしょう。

手を振るだけで、感謝される事はなかなか無いと思います。

候補者は複数

選挙運動の期間中は複数の候補者が、ぐるぐるクルマで巡回しているので、手を振って反応を楽しみましょう。

候補者によって対応は色々です。
どんな人物か判断する一つの材料になります。

さらには

タイミングが合えばクルマを停めて候補者が降車して握手を求めることも。
そして感謝の意を伝える事でしょう。

握手

場合によっては乗車しているスタッフ全員が降車し同様の行為をする事も。

普段ここまで人から思いを伝えられる事もなかなか無いので何だかよく分からないけど嬉しくなって楽しくなると思いますよ。

何故ここまでやるのか

ほとんどの人は見て見ぬふりで、目も合わせず素通り。

そんな時に手を振って反応してくれる人がいたら、候補者、スタッフ一同テンションがグッと上がるわけです。

手を振ってくれる人 = 応援してくれる人

この応援してくれる人が増えれば、当選に近づくとまぁ凄く単純ですがこんな風に捉えてます。

ゴールは当選すること。
故に候補者スタッフ一同、必死なんです。

だからこそ、手を振ってくれる人には、なるべく応えたい訳なんです。

ノリとしてはアイドルの握手会に近いかもしれません。

選挙カーの速度で判断出来る事

私は2度の市議会議員の選挙運動期間に参加し、各選挙運動期間は朝から晩まで選挙カーをずっと運転していました。

つまり7日間 × 2 = 14日間になります。

期間中はその時々で走行速度を変えて走行しています。

一般車と同じような速度で走っているときは演説など開始時間が決まっている場所に移動中の時です。

そのため時間に追われているため、このタイミングで応援してくれる人に出会っても降車しての対応までは出来ないです。

選挙カーがゆっくり走る時は?

ゆっくり走っている時は、支持者が多い地域や支持者を増やしたいと思っている地域です。

支持者は、軒先でお出迎えをする場合があります。

そのため支持者の方が選挙カーから発する候補者の名前に気づいてから軒先に出てくるまでの時間がある程度必要なため、なおさらユックリ走行しています。

特に支持者が多い地域は重点的に巡回するので、運転している私も支持者のお宅を覚えてしまい、その近辺はかなり速度を落として運転してました。

ちなみに私の場合はこのユックリ運転中はドライブとニュートラルの切り替えで速度調整をしてアクセルは踏むことはほとんどありませんでした。

名前の連呼がうるさい

確かに名前の連呼はします。
と言うよりもそれしか言えないのです。

政策などを走行中に発するのは違反なのです。

停車中はOKなので、支持者の多い地域の要所要所でクルマを停めて演説をしています。

選挙の時だけ出てきて目障り

確かにその通りかもしれませんが、そう思う方は議員さんと繋がりが無い事を表しています。

議員さんの役割は地域住民の話を汲んで、議会などで議論する事になります。

例えばこの選挙期間中だけで無くとも議員さんとお話をする事によって色々と変わったりする事もあります。

まともな議員さんだと在任中は当然その役割を果たすため、全力を注ぐ訳です。

特に議員さんと繋がりが無いと余計にそう思うかも知れませんが、影で頑張っている議員さんは居るんです。

しかし繋がりを中々見つけられないかも知れません。

選挙期間中はそういう意味でも、議員候補者さんと接触しやすい期間です。

色んな候補者さんが居るので、ふれ合うことで推し候補者と出会えるかも。

候補者さんと接触を持つことで親近感が増して、うるさいと思っていた名前の連呼が、

あっ応援しなければ!!

と、窓から身を乗り出して手を振る支持者に早変わり。

アイドルの総選挙も良いですが、実生活に繋がる選挙も面白いですよ。

選挙運動期間中は

毎日お目にかかる支持者の方とは、候補者スタッフ一同だんだんと顔なじみになってきて、ちょっとした世間話もしつつ、親密感がアップし応援にも熱が入ってきます。

期間が後半になってくると、候補者スタッフ一同、疲労も溜まってきます。
そんな時に支持者から熱い応援を受けて思わず涙ぐむ場面も。
そして支持者もそれに感化されて一緒に涙ぐむ事も。

そんな感じで、支持者と選挙運動期間中は一体型のストーリー展開をしていたのです。

このストーリーに入り込めば、より選挙が楽しくなります。

手を振る方も慣れてきたらジャンプしながら手を振ったりして、それに応えるウグイス嬢のやりとりも面白かったりします。

楽しみ方が分かると、あのうるさい選挙カーが、今度はいつ来るのかなと、待ち遠しい存在になります。

選挙運動期間最終日

最終日の夜は候補者の地元地域を練り歩いて、最後のお願いに回ります。

支持者の方も全員軒先に出て待ち受けていて、長い通りだと、人が溢れて一種のパレード状態。
ウグイス嬢もテンションマックスで、アナウンスして盛り上げます。

感極まって泣いちゃう方が多数で、選挙運動を超えたストーリーのフィナーレとなります。

と、まぁ以上ざっくり私の経験談です。

私が携わったのは地方の市議会議員選挙です。

もっと規模の大きい選挙ですとこの限りではありません。
ただ何かしらアクションすると反応があるのは間違いないです。

最後は

候補者を見極めて有権者は投票です。

自分の投票した候補者が当選したら嬉しいですよ。

選挙運動期間中に候補者とふれ合うことで、誰か応援したくなる推しメンならぬ推し候補者に出会えますように。

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やーまん
  • 山奥に移住し、自然に囲まれ暮らしています。
    日々の事で感じた事や考え方などを備忘録として残しています。

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